お金を増やした後に

食生活の改善で体臭が減少する

第3章 食生活の改善で体臭が減少する

■売れる無味無臭食品
●なぜ無味無臭食品がはやるのか

現代は一億総グルメ時代。

テレビや雑誌でも料理番組や特集記事が目に
つきます。

「究極」の味を求めてテレビ局や出版社の
スタッフは、世界を駆けまわっています。

確かに、日本も豊かな時代になって味を
大切にするようになり、
ただ満腹になれば幸せな時代は、
もうずっと過去の話になってしまいました。

老人は聞いたこともない料理名に、
生理的嫌悪感を覚えて眉をしかめる。

中年のおじさんは、見たこともない料理に、
とまどいながらもシタリ顔で味わう。

しかし、本当にうまいのかうまくないのか、
グルメ時代とはいえ、
本物の味を見分けられるのは限られた人
です。

猫もシャクシもグルメ狂いをしている中で、
ひそかに、無味無臭の食べ物もブームを
呼んでいます。

コンビニエンス・ストアなどに行くと、
激辛食品の横に、無臭ギョウザや無臭納豆が
並び、それがけっこう若い人たちに売れています。
ある料理研究家は、
「無味無臭こそ究極の味」などと、
わかったような、わからないようなことを
いっています。

では、料理もロクにつくれない現代の若者
たちは、年若くして究極の味を味わう域まで
達したのでしょうか。

とんでもない話です。

若い人の間に、一種のニオイアレルギー
減少が起きているからこそ、
無臭食品が売れるのです。

自分の体から、体臭、口臭が漂うことを、
極度に恐れているからなのです。

他人に嫌がられているのではないか、
口臭のことで軽蔑されているのではないか、
という不安感が、
無臭食品を買いに走らせているというのが、
このブームの裏側の真実なのです。

●子供たちの遊びの変化も無臭志向に関係

この現代の無臭志向には、
子供たちの遊びの変化が関係しているのでは
ないか、と考えています。

ほんの2、30年前まで、子供の遊びといえば、
泥だらけが当たりまえでした。

土埃の立つ原っぱや、森や、ときには堆肥や、
ありとあらゆるニオイが満ちる中で、
太陽の下で汗にまみれ、
北風に青鼻をたらして、
そうして子供たちは育ったものです。

ひるがえって、いまはどうでしょう。

ビデオやTVゲームなど、泥にも汗にも
縁のない遊びばかりです。

画面にいくら鼻を近づけても、
何もにおってはきません。

現実から浮き上がった仮想空間の遊びです。

いきおいニオイへの反発や拒絶が強くなり、
自分の体から出るほんのわずかな体臭まで
嫌悪し、悩んでしまうのです。

その意味で、体臭の悩みは、
典型的な現代病といえるでしょう。

ところで、ニオイのない食品を食べることが
はたして、口臭や体臭を消すことになるので
しょうか。

たしかに、無臭ギョウザや無臭納豆を食べて
いれば、
食後のニンニク臭さや納豆臭さはありません。

だからといって、無臭食品を食べていると
体臭や口臭が消えるかというと、
消えるわけではありません。

一時的に口臭を抑えるにすぎないのです。

■間違った食事法もニオイの原因

自分のニオイに敏感になるあまり、
無臭食品を買い求める若者たちの姿を、
こっけいだなどと笑っていていいのでしょうか。

彼らは彼らなりに、ニオイの元は食事にも
あると、真剣に考えているのです。

しかも、その考えの基本は、
決して間違ってはいないのです。

体臭や口臭をつくる原因の中で、
食生活の誤りがかなりの比重を占めている
ことは事実です。

間違った食生活から起こるトラブルの原因を、
中国では、昔から「食積気滞」「生冷傷脾」
「辛辣動火」「油甘厚味」などといってきました。

実は、これらは体臭や口臭の元を表現した
言葉でもあるのです。

「食積気滞」とは、いつも満腹状態にしていると、
胃腸に負担がかかり、
気力が停滞することをいったもの。

急性、慢性の胃腸炎になったり、
胃拡張の原因になり、口臭の元になります。

食事量は腹八分目を心がけたいものです。

「生冷傷脾」は、体を冷やすものを摂りすぎれば、
脾臓の働きを弱め、心身ともに病気に陥りやすい
ことをいいます。

きゅうり、トマト、梨、柿など、
体を冷やす果菜類や果実を摂りすぎたり、
アルコール類の飲み過ぎは危険ということです。

これも、体臭や口臭の原因になります。

「辛辣動火」とは、刺激の強い香辛料や、
酒、タバコ、ねぎ、しょうがなどの刺激の強い
食品を摂りすぎると、咳、歯痛、便秘、痔などに
かかりやすくなるということですが、
これらの飲食品は、
ご存知のとおり直接的な口臭の原因と
なるものです。

「油甘厚味」とは、動物性脂肪や油の多い
食事ばかりしていると、
成人病などの原因になることをいったものです。

高血圧、肥満、糖尿病などは、
特殊な体臭を発しやすい病気です。

とりわけ、ワキガ体質の人は、
動物性脂肪を摂りすぎると、
皮脂腺からの脂質の分泌量が増え、
アポクリン腺や皮脂腺を発達させる原因に
なるので、十分に注意したいものです。

統計的にみても、ワキガの人は脂肪分を
摂りすぎる傾向があります。

■弱アルカリ性は健康のバロメーター

体臭や口臭の原因ともなる食生活の誤りを
正すには、まず、体に良くないものを控える
ことも必要ですが、
さらに酸とアルカリのバランスをよくすることも
きわめて重要です。

酸性食品を摂りすぎると、
血液が酸性に傾きます。

抵抗力は落ち、様々な体の不調、病気の
原因にもなります。

といって、アルカリ性食品ばかりを食べれば
よいかというと、そうではありません。

一方に偏った食事はやはり不調、病気の
原因になります。

要は、バランスよく食べることです。

「バランスよく食べる」ことの本当の意味は、
血液を弱アルカリ性に保つようにする、
ということです。

健康な人の血液は、pH7.36~7.44くらい
です。

この状態を弱アルカリ性といいます。

ここでは、詳しい説明を省きますが、
食べ物は体内に入って燃焼してエネルギーに
なるとき、必ず酸が発生します。

炭素は炭酸に、タンパク質中のアミノ酸は
核酸に、リン成分はリン酸に、
乳製品は乳酸に・・・という具合に、
一度、酸に変わって、はじめてエネルギーに
なるのです。

ところが、それらの酸が過多になると、
体内に蓄えられているアルカリ性物質が
登場してきて中和し、
病気にならないようにします。

健康な人は、自動的に血液を弱アルカリ性に
する仕組みになっているわけです。

正しい食生活を心がけて健康を保つことが
できれば、体臭・口臭の元になる体の不調、
病気を妨げます。

すなわち、ニオイの元のモトを絶つことが
できるのです。

■見直される「自然食」

食生活が体臭や口臭と密接な関係があることは
いただけたかと思います。

では、ニオイをつくる食事、つくらない食事とは、
どんな食事でしょうか。

以下に整理してみました。

●ニオイをつくらない食事法

・食事の材料は、アルカリ性食品を中心に
する
・葉菜類を主とした葉緑素飲料を常飲する
・栄養のバランスを考えて、できるだけ多種類を
食べる
・カルシウム、カリウム、根トリウムなどを多く
含んだ緑黄食野菜や海藻類を多く摂る
・食事は規則的に摂り、胃に負担をかけない
よう腹八分目を心がける。
とりわけ、就寝前2時間は食べないようにする
・食物は熱過ぎず、冷たすぎずで、
薄味のものを食べるように心がける
・硬い食物、繊維質の多い食物をできるだけ
食べ、十分に咀嚼する
・香辛料などの刺激やニオイの強い食品は
できるだけ避ける
・酒、たばこ、コーヒーなどの刺激物はできる
だけ摂らないようにする
・塩分、糖分を控えめにする
・天然醸造酢や梅肉エキスを常用する
・良質の植物油を摂るように心がける

●ニオイをつくる食事法

・肉類などの高たんぱく・高脂肪食の酸性
食品を中心にする
・好みの食べ物ばかりを偏食する
・インスタント食品や有害食品添加物の
含まれている、いわゆるみせかけ食品を
多く摂る
・食事が不規則な上、大食いして胃に負担を
かける。
就寝前に飲食する習慣がある。
・熱過ぎたり、冷たいものを好んで食べる
・軟らかい食物や精製された食物を多く
食べる。
十分に噛まないで飲み込むクセがある。
・香辛料を好み、ニラ、ニンニクなどを
ニオイの強い食品を長時間食べ続ける
・胃を荒らすような刺激物を好み、酒、
たばこを常飲する。
・塩分、糖分を摂りすぎる
・動物性脂肪を多く摂る

●自然の恵みを受けた食品が体臭予防に
つながる

歯磨きかドロップのコマーシャルに、
「ビタミンCの豊富なレモンの味がお口の
ニオイを消します」というコピーがありました。

実際はそんな単純なものではありませんが、
確かにビタミン、ミネラルが十分に含まれた
ものをきちんと食べることは、
結果的にニオイをつくらないことになります。

しかし、いくら食生活の改善をはかろうと
しても、
その食物に本来の栄養価がなく、
むしろ有害に作用したとしたらどうでしょうか。

緑黄色野菜が良いといっても、
現代では、農薬や化学肥料の洗礼を繰り返し
受け、季節を無視したハウス栽培野菜が
年中出回っています。

どんなに多くの野菜を並べても、
それ自体は、本来の自然の恵みをいっぱいに
受けたものではないのです。

栄養価もとるに足りないほどのものです。

栄養価が低い程度ならまだしも、
農薬や化学肥料は、我々の姓名と健康を
むしばみます。

太陽の光を十分に浴び、四季折々その季節に
育つ野菜を食べることが大切です。

昔から、健康的な食事法として
「身土不二」「一物全体」という考え方が
あります。

人が生まれ育った土地、風土に自生したものを
食べることの必要性と、部分だけではなく、
全体が食べられるものを選んで食べることの
必要性を語ったものです。

食物それ自体に強い生命力が溢れ、
免疫力をもった、本当の意味で栄養価の
あるものを食べる―これこそ「血となり肉となる」
食事法です。

これらの食事法は、今でいう自然食です。

正しい自然食の食事法は、ニオイを体から
取り去る意味からも理にかなっています。

一般的な体臭、口臭は、食事法によって
防ぐことができますが、
ワキガなど体質的なものは完全になくすことは
できません。

それでも、日本人を含めた東洋人にワキガが
少ないのは、
その食生活も影響していると思われますので、
以上のことを試してみることは、
決して無駄ではないと思います。

■オススメの体臭予防食品、メカブ、モズク

体臭や口臭は、体や口の中をどんなに清潔に
保っても、発生する可能性があります。

その主な原因は、「ニオイ血液」にあります。

そして、それを改善するのに有効なのが、
メカブなどの海藻類をよく食べることなのです。

ニオイと血液の関係について、
あるテレビ番組でご紹介したところ、
番組放送後、多くのメールが届きました。

「血液はどうして臭くなるのですか」
「メカブを食べると本当に体臭が少なく
なるのですか」
「メカブはどのくらい食べればいいのですか」
などです。

なかには、「メカブはダイエットにもいいのですか」
という欲張りな質問もありました。

ここで、それらの質問にわかりやすくお答え
したいと思います。

まずクサイ血液とは、ニオイの成分の多い
血液のことです。

血液の中には、アンモニア、脂肪酸、
乳酸、尿素、ナトリウム、重炭素などの様々な
ニオイ成分があります。

それらが汗や皮脂の材料になりますから、
汗の中のニオイ成分が多いとクサイ汗になり、
クサイ体臭になります。

では、どうしてクサイ血液ができるのでしょう。

●口臭体臭の「腸肝循環」説

これは腸肝循環が正常に機能していないときに
起こります。

腸肝循環というのは、文字通り腸と肝臓の間で
様々な物質が循環する生理的な活動のことを
いいます。
たとえばビリルビンといった物質は、
肝臓でウロビリノゲンとなり胆汁とともに腸内に
分泌されます。

その一部は便の中に排出されますが、
一部は腸から吸収され門脈に入り、
肝臓に戻り、再びビリルビン等に合成される
という循環を繰り返します。

つまり成分の再利用です。

このような循環は、ビリルビンだけでなく、
腸内で食物が悪玉菌により分解されて
生成されたアンモニアやインドール、
アミン類といった様々なニオイ物質でも
行われています。

腸管内で腸管細胞によってつくられた
ニオイ物質は、
一部は便とともに排出されますが、
残りの大部分は回腸から門脈をへて、
肝臓に送られます。

肝臓ではこれらのニオイ物質を分解したり、
他の物質と合成したりして無臭化し、
尿へと排出します。

たとえば、アンモニアは、肝臓で合成されて
尿素となり、尿から排泄されます。

無臭化されなかったニオイ物質は、
再び腸に分泌され、一部は便やおならとして
排出され、一部は再び肝臓に入り無臭化され
ます。

これが正常な腸肝循環です。
このように、肝臓でニオイ物質がきちんと
無臭化されていれば、血液は臭くなりません。

このメカニズムがわかれば、
どのような場面に口臭や体臭が強くなるかが
理解できます。

第一に、腸内で生成されたニオイ物質が
便とともに体外に排泄されないケースです。

第二に、腸内で生成されたニオイ物質が、
回腸から門脈に入り肝臓で無臭化されず、
直接血管に入り、ニオイ物質が血液を介して
体を回り、最終的には、呼気や汗として出る
ケースです。

第三に、肝臓に行ったニオイ物質が、
無毒化されて腎臓を経て尿に排泄されずに、
そのまま血中に入り全身を回るケースです。

これは肝機能や腎機能が低下したときに
生じます。

一般的に、肝臓も腎臓も丈夫な人の口臭
体臭が強くなるのは、
主に第一と第二の原因によるといえるでしょう。

腸肝循環の悪い人は、肉や魚などを食べたり、
アルコールを摂取したりすると、
肝臓でニオイ物質をうまく分解、合成できません。

そのため、ニオイ物質はそのまま血液へ送られ、
全身を巡ることになります。

そのニオイ物質が、汗として出るときつい
ニオイの体臭になり、吐く息として出ると
クサイ口臭になるわけです。

逆にとらえると、ふだんから体臭や口臭の
きつい人は、
腸や肝臓の状態が弱っているということが
考えられます。

ですから、香水や制汗剤を体にふりかけたり、
口臭防止剤でうがいをしたりしても、
ニオイは断てないのです。

ニオイを元から断つには、腸肝循環をよくする
しかありません。

つまり、肝臓の働きを活発化して、
腸の機能も高めることが重要となります。

●メカブのフコイダンが体臭予防に効果

そこで、オススメなのがメカブなどの海藻類を
日ごろからよく食べることです。

メカブはワキガ臭のような体質的なニオイには
あまり効果は期待できませんが、
口臭やワキガ以外の体臭を抑える効果は
かなりありました。

口臭や体臭が著しくひどい人たちに、
毎日メカブ100グラムを食べてもらったところ、
1週間で正常なニオイのレベルまで下がった
のです。

メカブは、わかめの根に近い部分にできる
肉厚のひだの多い部分で、
胞子をつくっている、いわば生殖器官です。

ワカメの有効成分が凝縮されたところで、
フコイダンやアルギン酸などの多糖性の
食物繊維の含有量が多く、
アスパラギン酸やアラニンなどのアミノ酸、
カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも
豊富に含んでいます。

海藻のヌルヌル成分に含まれるこの「フコイダン」
という粘性多糖体は、
腸内で食物繊維のような働きをします。

アンモニアや硫化水素といったニオイ成分を
ヌルヌルで包み込み、
その多くを便として直接体外に排泄して
くれるのです。

さらに、この粘性成分が回腸の消化管粘膜を
維持して、
ニオイ成分が、直接血管やリンパ管から
全身に回るのではなく、
門脈から肝臓に送り込む働き、
つまり「腸肝循環」を促進させるのです。

さらにメカブやモズクに多く含まれる
「アルギン酸」は、
フコイダンと相互作用をして体臭成分の
排出を行います。

これらの食物を日常的に摂取することは、
健康の維持のみならず体臭予防にもなります。

このようなニオイ成分の排出作用のある粘性
多糖体は、
「カスピ海ヨーグルト」にも含まれています。

また、食物繊維は一般にニオイ成分を便として
排出する作用がありますが、
腸肝循環を促進させるためには、
できれば不溶性の食物繊維ではなく、
ゲル状になる水溶性の食物繊維、
たとえばオートミールなども摂取するのが
より効果的でしょう。

体臭や口臭が気になっている人は、
とりあえず一週間、毎日メカブを100グラム
食べてください。

ある程度気にならなくなったら、
メカブの量や食べる頻度を減らしていただいても
けっこうです。

メカブは、普通はどこのスーパーでも売って
います。

もしスーパーでメカブがなければモズクでも
よいでしょう。

●手軽に利用できる乾燥モズク

メカブの体臭軽減効果は、
前述したように海藻のヌルヌル成分の
フコイダンという粘性多糖類にあります。

実は、メカブに負けないくらいのフコイダンが
豊富に含まれているのが、
同じ海藻の仲間のモズクなのです。

特にオキナワモズクは、
その多糖類の実の9割がフコイダンであり、
同時にアルギン酸も豊富です。

このようなメカブやモズクは、
日常の食生活の中で、
健康維持を兼ねて少しずつでも長期間に
わたって摂取すると効果があがります。

ところが、これらは生の商品ですので、
保存があまりききません。

毎日スーパーへ買いにいくとなると、
面倒になって効果が表れる前にやめて
しまう人もいるでしょう。

そこでおすすめするのは、
海苔のように乾燥濃縮した「モズク」です。

1枚1枚を水に浸けるだけで簡単にもどす
ことができ、
手間なく摂取することが可能です。

水に溶かさないでかるく火であぶって食べると、
香ばしくてビールのおつまみにも最高です。

飲みやすい錠剤もあるようですので、
消臭サプリメントとしても試してみる価値は
あるでしょう。

●脂肪の燃焼を高める働きもある

最近、「メカブで健康的にやせられた」
という人が増え、話題になっています。

メカブは有効成分が豊富な一方で、
エネルギー量は100グラムあたり10キロ
カロリー程度と、きわめて少ないのです。

食前に食べればお腹がふくれ、
食事量を無理なく減らすことができます。
さらに、体の蓄積された脂肪の燃焼を
高める働きもあるので、
ダイエットには最適の食品といえるでしょう。

私たちの体は、食事の量が減ると体脂肪を
脂肪酸に分解し、
これを代謝・燃焼させて、エネルギーを得ようと
します。

そして、完全燃焼すると二酸化炭素と水に
文化され、体外に排出されていきます。

メカブが含むアミノ酸のアスパラギン酸や
アラニンは、体内に入ると、
それぞれ脂肪酸の代謝に必要なオキシロ
酢酸、クエン酸に変化します。

そのため、メカブを食べると、
ダイエット効果に拍車がかかるのです。

●メカブダイエットの方法

それではここで、メカブを上手にとりいれた
ダイエットの方法を紹介しましょう。

ダイエットにメカブを利用する場合には、
1日2回の食前に、それぞれ1パックを目安に、
よくかんで食べるとよいでしょう。

こうしてメカブである程度おなかをふくらませ、
ごはんの量をいつもの3分の1から2分の1に
減らしてください。

メカブはお腹に入るとけっこうふくれますから、
ごはんを減らしても空腹感はないはずです。

まず1週間試してください。

便通がよくなり、おなかのあたりがスッキリ
してくるはずです。

メカブは酢醤油や酢味噌で和えると、
おいしくいただけます。

また、同じヌルヌル食品の納豆やおくら、
とろろ芋をませたり、サラダを加えたりして
食べるのもおすすめです。

いずれもダイエット食として期待できるもので、
効率よく、健康的にやせることができます。

目標体重まで落とせたら、
メカブの量を減らしたり、
週に2~3回に減らしてもかまいません。

また、ソバやうどん、パスタ、味噌汁などを
加えていただくのもいいでしょう。

メカブにあきたら、モズクと交代で食べて
ください。

ニオイ物質は、いわゆる毒素物質でも
あります。

腸や肝臓の機能を高めてこれらの排泄を
促すことは、体臭や口臭を抑えたり、
ダイエットに役立つだけでなく、
健康維持の基本にもなります。

●クスリ風呂はニオイ取りに効果

体臭を消す方法として、
昔から入浴についても工夫がなされてきました。

これらは、より強いニオイで悪臭を隠す香水や
香などと違い、
ニオイの元を根元から断ち切ろうとする
努力でもあったのです。

その代表的な例を、古今東西の入浴法から
ひろってみます。

【笹風呂】
西日本で今でも残る入浴法。

畑仕事から帰ってきて笹風呂に入ると、
汗のニオイが取れる。

これは、笹の中に多く含まれる葉緑素、
多糖類などが作用すると考えられます。

汗をかきやすい人や水虫、湿疹などが
できやすい人に向いています。

【漢方茶風呂】
中国で古くから行われている入浴法。

雲南茶を適当量入れて入浴します。

これは中国古茶に多い脂肪分解酵素が
作用するもので、
脂症タイプの人や肥満の人に薦めたい
入浴法です。

また、アトピー傾向のある人は、
オウバク、オウレン、ケイヒ、コウボク、
シャクヤク、ソウジュツ、モッコウ、レンギョウ
などの生薬を煎じた液をお風呂に入れて
入浴すると、
アトピーに効果があると同時に、
抗菌作用によって汗臭さをとることもできます。

【オリーブ風呂】
地中海地方の乾燥地域に伝わる入浴法。

オリーブから出る軟らかな脂成分が、
乾燥した肌にうるおいを与える。

乾燥肌の人向けの入浴法です。

【酵素風呂】
酵素が体の脂肪分やホコリを分解して
清潔感を与えます。

また、血液の循環をよくするなどの効果も
あります。

ストレスの多い人には特におすすめできます。

一般にいわれる森林浴風呂とは、
葉緑素の働きに酵素の働きを加味したものです。

【酢風呂】
天然醸造酢や黒酢を入れる入浴法で、
京都の日本海側を中心に寒さの厳しい地方に
残っています。

ユズ風呂などもこの一種です。

具体的な入浴法については「酢を使った
体臭予防」のところで説明します。

【マコモ風呂】
マコモは皮や沼などに群生するイネ科の
植物です。

茎に帰省する黒穂菌が体臭のもとになる
老廃物やアカを食べてニオイを抑えてくれます。

細菌では野菜として売られているので
皮をそのままお風呂に入れてもよいし、
商品化された粉末もあります。

マコモを溶かすとお湯が黒くなるので、
気になるようでしたら、
マコモを洗面器に溶かして清拭に使っても
よいでしょう。

またマコモをお湯に溶かして飲むと、
体の新陳代謝が高まり健康増進にも
なります。

6種類の入浴法を紹介しましたが、
それぞれに、汗腺などにたまった汚れや
脂分を浮き出させ、
直接的にニオイの元を取り去る点でも
優れている入浴法といえます。

こうした、いわゆる、「クスリ湯」は、
カラスの行水ではなく、全身をゆっくり浸し、
体のすみずみまで洗うことが大切なことは
言うまでもありません。

■ミョウバンを使った体臭予防

●ミョウバンは最も古いデオドラント剤

ミョウバンはご存知のように、
にほんでは漬物の発色剤や麺のかん水として
広く使われている食品添加物で、
スーパーや薬局で売られています。

ミョウバンとはなにか、というのは、
一言で説明するのは難しいのですが、
簡単に言うと、カリウムやアンモニウムなどの
金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の
形で決王した複合塩の総称です。

現在市販されているものは、
メーカーが向上で合成したものですが、
自然物としても採取されます。

別府のミョウバン温泉は有名ですし、
古代ローマ人は、制汗剤として日常的に
使っていたといわれます。

つまりミョウバンは世界最古のデオドラント剤でも
あるのです。

シーザーがクレオパトラと愛を語る時、
ミョウバンをワキに塗ってからでかけた様子を
想像すると楽しくなりますね。

ヨーロッパでは、このミョウバンが結晶となった
天然塩を「アルム石」と呼んで、
古くからデオドラント剤として使用していました。

現在は日本でも天然アルム石に、
殺菌作用のあるフェノール等の化学物質を
配合し、
自然に近いデオドラント剤として販売されて
います。

●ミョウバンが体臭に効くメカニズム

では、なぜミョウバンに体臭予防効果があるか
説明しましょう。

まず第一に、ミョウバンは水に溶けると酸性に
なるということです。

ニオイは皮膚表面の雑菌が汗の成分を分解
することで発生します。

皮膚が酸性であれば、
雑菌の繁殖が抑制され、
結果的にニオイが抑えられるのです。

制菌作用にとどまらず、
より積極的な殺菌作用もあるようです。

第二に、収れん作用、つまりミョウバンの制汗
作用です。

ニオイ成分の含まれた汗を抑えられれば、
当然ニオイも抑えることができます。

ところが、このミョウバンの制汗のメカニズムは
あまりよくわかっていません。

アルミニウム塩が汗腺の導管周囲に炎症を
起こし、
導管を閉塞させるのではないか。

ジェル状になったアルミニウム塩が導管に
入って出口をふさぐのではないか。

または汗腺の導管部の透過性が高まり、
汗を再吸収してしまうのではないか。

さらにはミョウバンのタンパク質変性作用で
表皮の角質が角化するからではないか。
など様々な説があります。

おそらくそのすべてが制汗に関わっている
のでしょう。

第三は、皮膚上で作られたニオイそのものを
消臭する作用です。

ミョウバンには様々な金属が含まれています
から、
酸化還元反応による金属消臭が行われたり、
ニオイ成分の中和による消臭も行われます。

特に、ミョウバンは酸性なので、
アルカリ性のニオイ成分であるアンモニアに
対する消臭作用は特異的で、
汗臭さを抑えるのには非常に有効です。

●ミョウバンの上手な使い方

さて、それではこのミョウバンのデオドラント剤
としての上手な使い方を説明しましょう。

一番簡単な方法は、ミョウバンの粉末を直接
ワキの下に塗布することです。

焼きミョウバンならすり鉢で擦って粉にしてから
塗布します。

汗を抑えたい場合には、
これだけでも効果はあります。

しかし、上記のミョウバンの酸性という性質を
利用するなら、
水に溶かした溶液をスプレーなどで吹き付ける
のがより効果的です。
ミョウバン水の作り方は簡単です。

市販のミョウバンを、1.5リットルのペットボトル
に入れ、
水道水を注いで蓋をしてよく振るだけです。

ミョウバンが解けない場合には、
1日そのまま放置すると、
様かいして透明の液になります。

これをガーゼに浸して、
ワキの皮膚を拭いたリ、
スプレー器に入れ直接皮膚にスプレーするのも
よいでしょう。

皮膚にスプレーされた水は蒸発してミョウバンが
残り、
皮膚が弱酸性に保たれます。

より消臭作用を強くしたい場合には、
水道水の代わりに濃いめの緑茶で溶かします。

緑茶のカテキンには強い植物消臭作用が
ありますので、相乗効果が期待できます。

さらにその中にレモン汁をたらしてもよいでしょう。

レモンの香りがマスキング効果をもたらすのです。

この原液は、冷蔵庫の中に保存するなら
1か月近くもちますが、
高いものではありませんから、
1~2週間に1回程度新しいものを作るのが
よいでしょう。

さらに、原液を30~50ccくらいお風呂に入れて、
ミョウバン浴をするのもよいでしょう。

ニオイだけでなく、子供のあせもやアトピーにも
よいようです。

ただ、あまり濃くすると、
酸性の作用でお風呂の金属が傷むことが
ありますので注意しましょう。

以上のように、ミョウバンは最も古く、最も安く、
最も身近で安全なデオドラント剤といえるでしょう。
ただし、何事もそうですが、

いくら安全といっても体全体にスプレーしたり、
顔に吹き付けたりはしないようにしてください。

体全体に使用すると、
発汗作用を抑制して体温調節に影響する
こともあります。

また、人によってはかぶれることもありますので、
自分の皮膚にあった濃度のものを使用する
ことが大切です。

■酢を使った体臭予防

●汗臭さは雑菌の影響で発生

汗臭さ、ワキガ臭などの体臭は、
酢を上手に活用することで、
軽減させることが可能です。

鼻にツンとくる体臭は、
汗臭さに強烈なアンモニア臭が加わって
生じるニオイです。

酢には、そのアンモニア臭を抑え、
体臭を健康的な、心地よいニオイに変える
力があるのです。

発汗に必要なエネルギーは、通常、
クエン酸回路というシステムによって
作られます。

ところが、血液中の酸素が不足したり、
食事のバランスがくずれたりすると、
クエン酸回路がうまく働かなくなり、
酸素を使わない「解糖系」という方法で
エネルギーをとらざるを得なくなります。

すると、血管や汗腺の中に乳糖が増えて、
汗の中に尿素やアンモニアが多量に分泌され、
不快な体臭を発するようになるのです。

一方、酢にはクエン酸、リンゴ酸、コハク酸
などの有機酸が豊富に含まれますが、
これらは、そのままクエン酸回路が働く原料に
なります。

そのため、毎日適度な酢の摂取を継続すると、
エネルギー代謝が円滑になり、
アンモニア臭の原因となる乳酸の生成も抑制
され、体臭は自然に軽減されるわけです。

また、中高年になると、皮脂腺内の脂肪酸が、
過酸化脂質という一種の老化物質によって
酸化され、
加齢臭とよばれる特有の体臭を発するように
なります。

酢には過酸化脂質の生成、酸化を抑える
作用もあり、
こうした加齢臭の軽減にも役立ちます。

摂取する酢は黒酢や醸造酢でもかまいませんが、
飲みやすさという点ではリンゴ酢が最適です。

毎日朝晩、さかずき1~2杯を、水やジュース、
牛乳などで割って飲むようにするとよいでしょう。

さらに、酢の持つ殺菌作用も、
体臭の軽減・予防に大きな効果を発揮して
くれます。

ワキガを含めた汗臭さは、
雑菌の影響を受けて発生します。

しかし、その一方で、皮膚は正常細菌叢の
バランスによって保護されています。

そのため、銀などの強力な殺菌成分を含む
制汗・デオドラント剤を長期に使用していると、
正常細菌叢のバランスがくずれて悪い雑菌が
勢力を増し、かえって体臭が強くなったり、
皮膚が痛みやすくなったりします。

その点、酢の場合は、菌をのきなみ叩くという
よりは、
むしろ正常細菌叢のバランスを崩さない程度に、
ニオイの発生源となる菌の活動を持続的に
押さえるという制菌作用に優れています。

そのため、体にダメージを与えることなく、
ニオイの発生を抑えられるのです。

●酢風呂入浴法

そのための最も手軽な方法は、
酢を入れた酢風呂に入浴することです。

180リットルの湯に対し、
酢をコップ2分の1杯入れて、
ゆっくり入浴するとよいでしょう。

少ない量なので、酸っぱいニオイはしません。

むしろさわやかな香りが風呂場に漂います。

酢に含まれるクエン酸には殺菌作用があって、
肌を弱い酸性に保つので雑菌の繁殖を抑え、
体臭を予防します。

また、クエン酸がお湯から汗腺の吸収されて
血行もよくなり、
乳酸の生成を抑えるので、
乳酸の増加に伴って増えるアンモニア臭を
解消することができます。

ぬるめのお湯でゆっくりつかる方が体には
よいのですが、
皮膚の角質がふやけて汗の出る孔が閉じて
しまい、
汗が出にくくなることもあります。

その場合には、塩大匙1から2杯加えて
浸透圧を高めると、
皮膚のふやけを防ぎ、
血行がよくなって寒いときにも大変温まります。

ただし塩を入れると、
いつもより汗をかくので湯冷めに注意して
ください。

お酢のニオイは、最後に軽くシャワーを浴びれば
消えてしまいます。

酢風呂を1週間も続けると、
不快な汗のニオイが心地よいニオイに変わって
いくでしょう。

●制汗剤と酢湿布を交互に用いるとよい

ワキの下に汗をかきやすい人は、
酢風呂に加え、ミョウバン、レモン入りの
酢湿布をするのもよい方法です。

湿布液は、リンゴ酢1本に対して、
レモン1個分の搾り汁、焼きミョウバン1袋、
塩1つまみを加えて作ります。

材料をすべてビンに入れて、
蓋をしてから軽く振り、
ミョウバンが沈むまで、
半日ほど寝かせるとできあがりです。

この酢湿布液を、ガーゼのハンカチなどに
たれない程度に十分しみこませ、
ワキの下にあてて、
腕ではさむようにして5分ほど湿布してください。

酢湿布は夜の入浴後に行い、
ガーゼを摂って脇の下が乾燥したら、
そのまま休んで、翌朝シャワーを浴びて
流しましょう。

睡眠中に酢の殺菌・制汗作用、
ミョウバンの観戦閉塞作用、
レモンが含むビタミンCの抗酸化作用などが
働いて、翌日は、汗もニオイもかなり抑え
られるはずです。
塩には、酢の作用を増強させる効果があります。

ワキガの人は、これにリンゴのすりおろしを
繊維ごと加えた液で湿布すると、
より効果的です。

酢湿布液は冷蔵庫で保存すれば1~2か月
もちますが、
リンゴを加えた場合はいたみも早いので、
2週間分を目安に作り、
必ず冷蔵保存してください。

また、市販の制汗・デオドラント剤を使わな
ければ安心できないという人は、
ダメージを軽減するため、
3日間市販品を使って、翌日は酢湿布にする、
1週間市販品を使って、
次の1週間は酢湿布にするといった形で
併用するとよいでしょう。

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